中堅・中小企業経営者が今読むべき新刊書籍4冊を紹介する。今月は、稲盛和夫著 『経営12カ条』のほか3冊を取り上げる。

経験と実績に裏付けられた要諦

『経営12カ条』
『経営12カ条』
著者:稲盛和夫 / 出版社:日経BP(日本経済新聞出版)/ 価格:1870円

 「どうすれば会社経営がうまくいくのか」という経営の原理原則を、希代の経営者である稲盛和夫氏が自身の経験を基にまとめたのが「経営12カ条」だ。

 本書ではこの12カ条、一条一条を丁寧に解説している。

 12カ条は「第1条 事業の目的・意義を明確にする」「第2条 具体的な目標を立てる」など、いずれもシンプルかつ平易な言葉で表現されている。

 どこからどう読んでも誤った解釈など生まれそうにない文言だ。奇抜なことは一つもない。しかし、ごく当たり前のことだからこそ実践が難しいとも言える。

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文庫『経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち』

 稲盛和夫氏を師と仰ぐ経営者たちは、どのように稲盛氏の教えを学び、実践してきたのか。「経営者とはどんな人間であるべきか」という根源的な問いへの答えが、稲盛氏と、その門下生たちの言葉から見えてくる。

 稲盛氏の「究極のリーダーシップ論」を実例とともに解き明かした1冊が、お求めやすい文庫『経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち』(日経トップリーダー編、日経ビジネス人文庫)になって新登場。