「窮地を支えてくれたのはリピーターだった」。新規顧客の獲得はもちろん大事だが、今、支えてくれている顧客の存在も忘れてはならない。コロナ禍でより一層、その大切さが表面化したリピーター。世の中には、リピーターの心をつかんで離さない企業がある。そんな企業は一体、何が違うのか。何をしているのか。本特集ではリピーターに支えられる企業の取り組みを基にその秘訣を探った。

(写真/PIXTA)
(写真/PIXTA)

・ノルマなし、売り上げ目標なしの「売らなくていい」環境で成長
・中華ファミレス、常連客の心をつかむ「名前で呼ぶ」接客
・「個の力」を引き出し、 泊まるたびに感動がある旅館に
・ブランドの責任、何より大切にするのは「顧客との約束」を守ること

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菓子店
 亀井堂總本店(神戸市)
顧客との「約束」を守り、ブランドの責任を果たす

 「進化し続けている」という姿勢を見せていくしかない
「進化し続けている」という姿勢を見せていくしかない
亀井堂總本店 5代目店主
松井隆昌(まつい・たかまさ)氏
1986年生まれ。大学卒業後、食品流通業界を経て、フランス・コルドンブルーにて製菓を学ぶ

 お土産や贈答品として有名な神戸銘菓「瓦せんべい」の製造・販売を手がける亀井堂總本店(神戸市)。同社を支えているのは、実は企業や団体から注文が入るノベルティー利用だ。

 「企業・団体向けの『オリジナル瓦せんべい』は、当社の売り上げの6割を占めます。取引相手は1000ほどで、そのほとんどがリピーターです」(同社5代目店主の松井隆昌氏)

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