後を継いだオーナー経営者に、自身の経験から得た「後を継いだ経営者がやるべきこと、やるべきではないこと」を語ってもらう連載。第7回は、竹下製菓(佐賀県小城市)の竹下真由 社長。

竹下製菓(佐賀県小城市)は、「ブラックモンブラン」というアイスが主力の製菓会社で、私は5代目の社長を務めています。物心がついたときには家の仕事が好きで、父と一緒に働きたいと思っていました。一人っ子ということもあったと思いますが、父も私が家業を継ぐと考えていたようです。
家を継ぐにしても、大学は行くつもりでした。行きたいところが決まっていたからです。きっかけは小学2年生のときにテレビで見たロボットコンテスト(ロボコン)でした。
見た瞬間に、「これがやりたい!」と私の夢が決まりました。大会に出ていたのは東京工業大学のチームで「ここに行く!」と決めたのです。実家は製造会社であり、父も機械いじりが好きでしたから、反対はされませんでした。
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