中堅・中小企業経営者が今読むべき新刊書籍4冊を紹介する。今月は北の達人コーポレーション社長、木下勝寿著 『売上最小化、利益最大化の法則』のほか3冊を取り上げる。

「売上最小」に隠された戦略

<span class="fontBold">『売上最小化、利益最大化の法則』</span><br>著者:木下勝寿<br>出版社:ダイヤモンド社<br>価格:1980円
『売上最小化、利益最大化の法則』
著者:木下勝寿
出版社:ダイヤモンド社
価格:1980円

 本書のタイトルは「売上最大化」ではなく、「売上最小化」だ。タイトルにある、もう1つの「利益最大化」を掲げる経営者はいても、売上最小化を標榜する人はあまりいない。

「同じ利益なら売り上げが少ないほうが、経営は圧倒的に安定する」。こう主張するのは東証1部上場、健康食品や化粧品の通信販売を手がける北の達人コーポレーション(札幌市)の木下勝寿社長だ。

 同社の2020年2月期の売上高は100億円、営業利益は29億円。従業員1人当たり営業利益は2332万円と大きい。

 縮小均衡が目的ではない。「労多くして功少なし」ではなく、利益を最大化しつつ、それに見合う労の効果的な投入を狙う。実際、ここ5年で売り上げは5倍、経常利益も7倍に伸びたという。

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