中堅・中小企業経営者が今読むべき新刊書籍4冊を紹介する。今月は、阿部修平著 『トヨタ「家元組織」革命』のほか3冊を取り上げる。

創業家後継者の覚悟と気概

『トヨタ「家元組織」革命』
『トヨタ「家元組織」革命』
編著者:阿部修平 出版社:リンクタイズ 価格:2530円

 創業家の後継者はとかく「ボンボン社長」といったイメージを持たれやすい。トヨタ自動車の社長、豊田章男氏にしても同様だ。トヨタを「家元組織」に、章男氏を組織の頂点に立つ「家元」と位置づけ、その経営とリーダーシップを分析したのが本書だ。

 章男氏が2009年に社長に就任したとき、トヨタはリーマン・ショックに巻き込まれ4610億円という巨額の営業赤字を計上。加えて、米国で大規模リコール騒動が発生するなど、屋台骨が揺らぐ危機が続いていた。

 章男氏は当時を振り返り、「社内のみならず、世間からも誰からも望まれない社長として登場した」と述懐している。認めてもらうためには、圧倒的な実績を挙げるほかない。

 この頃、トヨタは販売台数を大幅に増やしていたものの、1台当たりの粗利額は増えていないばかりか損益分岐台数が著しく増加していたという。

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2/22ウェビナー開催、ウクライナ侵攻から1年、日本経済「窮乏化」を阻止せよ

 2022年2月24日――。ロシアがウクライナに侵攻したこの日、私たちは「歴史の歯車」が逆回転する光景を目にしました。それから約1年、国際政治と世界経済の秩序が音を立てて崩壊しつつあります。  日経ビジネスLIVEは2月22日(水)19時から、「ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済『窮乏化』を阻止せよ」と題してウェビナーをライブ配信する予定です。登壇するのは、みずほ証券エクイティ調査部の小林俊介チーフエコノミストです。世界秩序の転換が日本経済、そして企業経営にどんな影響を及ぼすのか。経済分析のプロが展望を語ります。視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。 

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■テーマ:ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済「窮乏化」を阻止せよ
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