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 コロナは終息の見通しがつかず、世界規模で経済活動は大打撃を受けている。こうした状況下でも知恵を絞り、次の一手を打っている企業はある。

 本特集はそんな企業の中でも「発想や工夫が素晴らしい」「これからもっと需要が高まりそう」という、アフターコロナで期待できるビジネスモデルを紹介する。

 事業転換や新規事業の立ち上げを検討している人は、そこからヒントを得てほしい。それでは早速、見ていこう。


(写真:下段中央/菊池一郎)
<特集全体の目次>
・画面の向こうに魅力や熱量をどう届けるか
・既存手法をひとひねり、知恵を使って売り上げアップ
・新ビジネスモデルを生むためにすべき「4つのこと」
・対面が困難な、テレワーク時代に効く営業戦略
・ものづくり支援や高級食材ロス削減、コロナ禍をチャンスに変える
・宅配急増、効率化目指し物流の新ビジネス続々
・海外の急成長ビジネスから新規事業に生かすヒントを得る


アイデアが次々生まれる!

 「皆さん、このピンチを打破できるアイデアを出してもらえますか。思いつきでも構いません」──。

 今まさに、日本中、世界中の会社でこうした言葉が飛び交っている。窮地に陥っているときこそ知恵を絞る必要があり、そこから「新しい何か」を生み出さないと社会から必要とされなくなる。

 とはいえ、「出して」と頼むだけで新しいアイデアが出てくることはまれだ。そんなとき「うちの社員はやる気がない。アイデアが全く出てこない」とぼやく経営者や管理職がいる。そういう人の多くは、アイデアが生まれやすい組織をつくることができていない自分自身に問題があることを自覚していない。

 では、アイデアが生まれやすい会社や職場はどうすればつくれるのか。リーダーとして何をすればいいのか。ここでは新しいビジネスモデルを生み出すために必要なリーダーがすべき「4つのこと」を紹介する。