小さな会社でよくあるトラブルを弁護士の島田直行氏が解決する。前回に続き、定年後の再雇用がテーマ。定年を迎えた社員に、引き続き戦力として気持ちよく働いてもらうためには、どうしたらよいか。

(写真:PIXTA)
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 前回、60歳定年後の再雇用拒否は原則違法であり、問題社員であっても、会社側から辞めさせることはかなりハードルが高いことを説明した。では定年を迎えた社員に、引き続き戦力として気持ちよく働いてもらうためには、どうしたらよいのか。

 まず取り組むべきは、再雇用の労働条件の提示だ。

 じっくり交渉するためにも、遅くとも定年の半年前には条件を提示する。定年間近になってから話し合うと、交渉時間が足りず、なし崩しに定年前の労働条件のまま雇用することになりかねない。

 再雇用においては、業務の目的を明確にしておくことが重要だ。経営者は、再雇用した社員にプレーヤーとしての能力よりも、後進の育成を期待することが多い。

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