今月の調査マン
東京商工リサーチ 情報本部情報部課長 増田和史
2003年東京商工リサーチ入社。情報本部で15年以上、企業倒産の取材や分析に携わる

 支払い遅延に関する問い合わせが増えている。「〇〇社が資金不足で払えないと言ってきた。他の会社から同様の問い合わせがないか」といった直接取引している企業に関するものや、漠然とした噂話などさまざまだ。真偽は別にしても、資金繰りに関わる情報には大きな関心が集まる。

 中には、何度も催促しないと支払いに応じない問題企業もある。「支払いぶりの悪い企業」の評判は、当の会社が知らないだけで、業界では知れわたっている。

 一方、判断が難しいのが「支払い日から数日間遅れたが、結局支払った」というものだ。期日に遅れても、催促する前に支払われて事なきを得たケースは多い。とはいえ、与信管理の観点では、なぜ支払いが遅れたのか原因を探る必要がある。また、約定通りの期日を厳守するよう警告すべきだ。

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