<span class="fontBold">山井梨沙(やまい・りさ)</span><br />1987年新潟県出身。文化ファッション大学院大学修了後、国内アパレルブランドでデザイナーのアシスタントとして勤務。2012年に父が社長を務める、東証1部上場のアウトドア用品メーカー、スノーピークに入社。14年にアパレル事業を立ち上げ、6年で売上高20億円の事業へと成長させた。副社長を経て、20年3月、3代目社長に就任(写真:鈴木愛子)
山井梨沙(やまい・りさ)
1987年新潟県出身。文化ファッション大学院大学修了後、国内アパレルブランドでデザイナーのアシスタントとして勤務。2012年に父が社長を務める、東証1部上場のアウトドア用品メーカー、スノーピークに入社。14年にアパレル事業を立ち上げ、6年で売上高20億円の事業へと成長させた。副社長を経て、20年3月、3代目社長に就任(写真:鈴木愛子)

Q. 1年の助走期間を経て、2020年3月、満を持して社長に就任するも、コロナ禍が直撃。店舗を開けない中、どんな方法で売り上げを確保したか。

A. ユーザーとのエンゲージメント強化に注力した

 2020年3月、父・山井太の後を継ぎ、私はスノーピークの3代目社長に就任しました。当初「小娘に何ができる」といったネガティブな反応が目立ち、株価も一時、500円台まで下がったほど。精神的なダメージは大きかったけれど、認められるには結果を出すしかありません。

社長への助走期間

<span class="fontBold">街着にもなる「フレキシブルインサレーション」は、アパレル事業初のヒット商品</span>
街着にもなる「フレキシブルインサレーション」は、アパレル事業初のヒット商品

 私は12年にスノーピークに入社、14年にアパレル事業を立ち上げ、社内で異物扱いされながらも孤軍奮闘し、6年で売上高20億円の事業へと育てました。

 そうして取締役にもなった18年の年末、父から社長交代を打診されたのです。父自身、36歳で社長になった経験から、発想が柔軟で行動力もある30代でトップに就くのが、会社にとって一番いいと考えたようですが、このとき父は59歳。こんなに早いタイミングでの社長交代は予期していなかったので驚きました。既に取締役だったとはいえ、経営者としてはあまりに経験不足。まずは1年の猶予をもらいました。

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稲盛和夫氏の書籍を続々刊行

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