<span class="fontBold">多くのスタートアップ企業が集まる深圳。写真は日本の秋葉原のような電気街、深圳の華強路</span>
多くのスタートアップ企業が集まる深圳。写真は日本の秋葉原のような電気街、深圳の華強路

 「今の時代、コーディング(プログラミングコードを記述する作業)さえできればカネに困ることはない」「ビジネススクールに行く時間があれば、Python(プログラミング言語の1つ)を強化したほうがよほどいい」「残業が一番の心配事だけど、失業することは一度も心配したことがないよ」

 これらは僕が昔、中国国内で開発人材を採用するためにインタビューしたときに聞いた若い優秀なエンジニアたちの発言です。

 大企業からスタートアップまで、貴重な人材として企業から求められている彼らは、自らのキャリアプランを自信を持って語っていたのが印象的でした。

 彼らの輝いている瞳を見て、僕も学生時代にITに魅了され、プログラミングの世界に没頭したことを思い出しました。彼らとワクワクしながら中国IT業界の可能性について語り合ったことをよく覚えています。

 中国のIT産業(ソフトウエア)は急成長していて、売上高の合計は2020年に8兆2000億元(約140兆円)に達しています。僕はこの急成長を支えているのは、やはり「人」だと考えています。

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