社員50人でも文鎮型

 異変が起き始めたのは、社員数が50人を超えた頃からだ。社員がどれだけ増えても、組織は文鎮型のままで、土屋社長以外に役職者はいなかった。

 仕事の相談がしたいのに土屋社長は30分刻みの予定が3週間埋まっているなど多忙を極め、つかまらない。明確な評価制度もない。社員の不満がたまるのも当然のことだった。

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