緊急事態宣言の解除後も、在宅勤務や時差出勤が定着しそうだ。社員同士の交流が薄れ、会社と社員の距離が遠くなってきた。コロナで激変した会社の将来や、自分の生活の今後に不安を感じ、在宅勤務をしながら、転職活動に動き出す人も出ている。

 「ニューノーマル」と言われる、新しい働き方の時代、社員とコミュニケーションを深めるにはどうすべきかを探った。


<特集全体の目次>
・総論:「在宅増加による対話不足が“コロナ転職”招く」
・コロナ後、1日の仕事のリズムはこうつくる
・新常態の社内コミュニケーション よくある悩みに答えます
・やるならとことん楽しく! ジャパネット流コミュニケーション術
・話しやすい仮想オフィスを、画像のない音声チャットで実現
・「在宅勤務で作業の進捗確認は不要」識学 安藤社長


愛着を高めるコミュニケーションだけでは仕事が進まない。社員のやる気を引き出して仕事を進める「ソフトな管理」も同時に必要だ。コンサルタントに新しい管理の形はどうあるべきかを聞いた。
IT活用で現実のオフィスを〝再現〟
白潟総合研究所 ● 白潟敏朗社長
白潟総合研究所の白潟社長。トーマツ・イノベーション社長を務めた後、2014年に中小・ベンチャー向け経営コンサルティングの白潟総合研究所を設立

 「コロナ後、1日の仕事のリズムはこうつくる」で紹介した、1日5回の1オン1ミーティングを実施している白潟総合研究所。実は、これだけ多くのミーティングを無理なくこなすための仕組みがある。

 開発元が無料配布している音声チャットソフトの「Discord(ディスコード)」の活用だ。音声チャットの「部屋」に一緒にいるメンバーなら「ちょっといいですか。この仕事の進め方、教えてください」などと声で呼びかけて話し合うことができる。

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