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 緊急事態宣言の解除後も、在宅勤務や時差出勤が定着しそうだ。社員同士の交流が薄れ、会社と社員の距離が遠くなってきた。コロナで激変した会社の将来や、自分の生活の今後に不安を感じ、在宅勤務をしながら、転職活動に動き出す人も出ている。

 「ニューノーマル」と言われる、新しい働き方の時代、社員とコミュニケーションを深めるにはどうすべきかを探った。


<特集全体の目次>
・総論:「在宅増加による対話不足が“コロナ転職”招く」
・コロナ後、1日の仕事のリズムはこうつくる
・新常態の社内コミュニケーション よくある悩みに答えます
・やるならとことん楽しく! ジャパネット流コミュニケーション術
・話しやすい仮想オフィスを、画像のない音声チャットで実現
・「在宅勤務で作業の進捗確認は不要」識学 安藤社長


社員同士の対話を増やし、会社への愛着心を育てるためには、現場をどうやって鼓舞すればよいのか。さまざまな会社が実践してきた知恵を紹介する。

Q. オンラインでの意見交換が盛り上がりません

A. チームで効果を競いながら浸透させましょう

 オンラインの意見交換を活発にするには、利用頻度を楽しく上げてもらう工夫が必要だ。

 「学生アルバイトの早期離職率が高いことは長年の課題だった。そこで幹部社員をグループ分けし、早期離職率の低減を目標にした。すると、グループウエアで店長が頻繁に情報交換し始め、1年で離職率は15%下がった」

 こう語るのはレストランなどを運営する入船(兵庫県加古川市)の入江健介社長だ。大阪府と兵庫県で和食ダイニング「ごちそう村」など29店を展開する。

和食ダイニングの料理長と言葉を交わす、入船の入江社長。社内のコミュニケーションを活性化した