「マネジメントとは、仕事の絆で結ばれたコミュニティとしての組織において機能すべきものである」。こう言ったのは、米国の経営学者、ピーター・ドラッカーである(※)。

※『ドラッカー365の金言』(ダイヤモンド社刊)から

 そして「マネジメントとは人にかかわること」と至極当たり前の話に触れながら、こう続ける。「(同時に)善悪にかかわることである。私自身、大学で宗教学を教えていたころよりも、コンサルタントの仕事を通じてより多くの神学を学んだ」と。

 「コミュニティとしての組織」を運営するには、善悪の領域にも入り込んで人をより深く理解する必要がある。そう感じたからこそ、経営の現場で神学をより多く学んだ、ということか。

相談相手いない高齢社員

 野村総合研究所が今年3月、「コロナ禍の生活の変化と孤独に関する調査」を実施した。20代から80代までの男女計2209人を対象に実施した調査は、コロナ禍の下で、人々の抱える孤独・孤立感の実態に踏み込んだものだ。

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