経営者としての手腕は、どこで差が出るのか。その1つが、情報収集能力ではないか。日ごろから情報感度を高め、さまざまな情報元にアクセスし、経営に必要な情報を蓄積していく。その上で、未来図を描き、そこから逆算して自社のシナリオをつくり、着々と準備を進めていく。これができる経営者は、変化の激しい時代でも、しっかり適応していける。本特集では、中小企業経営者がすべき情報収集の考え方や手法をまとめた。

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

<特集全体の目次>
・Part1 新規事業を成功させる、経営者の情報収集6つのステップ
・Part2 調査のプロでも「登記簿から」が基本のキ 取引相手の情報収集
・Part3 「熱意」と「縁」を大切に 会いたい経営者にアプローチする方法
・Case 欲しい情報を労せず収集するコツ

 Part1 
新規事業を生み出すための情報収集
情報感度の高い経営者が成功するビジネスをつかみ取る

菊池健司 氏
日本能率協会総合研究所 MDB事業本部 エグゼクティブフェロー
1990年日本能率協会総合研究所入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。リサーチ力を基盤とした企業の未来戦略・新規事業策定の支援を中心に、情報収集・活用手法のセミナーや研修の講師をしている

 中小企業経営者の情報収集における考え方や手法はどのようなものか。これまで、数多くの経営者に的確な情報を提供してきた情報コンサルタントの菊池健司氏が説明する。

 「コロナショックで激変した社会や、ロシアのウクライナ侵攻で不透明さが増している世界情勢を見れば、いつ、何が起きてもおかしくないことが分かる。経営者は『今の延長線上に未来はない』という前提に立ってビジネスを考えることが重要。そのためには、日々の情報収集は欠かせない」

 こう語るのは、日本能率協会総合研究所が運営するビジネス情報機関、マーケティング・データ・バンク(MDB)で情報コンサルタントを務める菊池健司氏。

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2/22ウェビナー開催、ウクライナ侵攻から1年、日本経済「窮乏化」を阻止せよ

 2022年2月24日――。ロシアがウクライナに侵攻したこの日、私たちは「歴史の歯車」が逆回転する光景を目にしました。それから約1年、国際政治と世界経済の秩序が音を立てて崩壊しつつあります。  日経ビジネスLIVEは2月22日(水)19時から、「ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済『窮乏化』を阻止せよ」と題してウェビナーをライブ配信する予定です。登壇するのは、みずほ証券エクイティ調査部の小林俊介チーフエコノミストです。世界秩序の転換が日本経済、そして企業経営にどんな影響を及ぼすのか。経済分析のプロが展望を語ります。視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。 

■開催日:2023年2月22日(水)19:00~20:00(予定)
■テーマ:ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済「窮乏化」を阻止せよ
■講師:小林俊介氏(みずほ証券エクイティ調査部チーフエコノミスト)
■モデレーター:森 永輔(日経ビジネスシニアエディター)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

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