ああだ、こうだと何時間も議論した揚げ句、何も決まらない。なぜできないか、なぜ難しいかと、非建設的な話に終始している。社員は「会社からやれと言われた(自分が言い出したことではない)」という言い訳ばかり……。こんな状態を脱するための会議術を星﨑社長が指南する。

今月の一句
意味のある議論あってのせめぎあい決めぬ会議ははや不要


(写真:鈴木愛子)
(写真:鈴木愛子)

 ああだ、こうだと何時間も議論した揚げ句、何も決まらない。なぜできないか、なぜ難しいかと、非建設的な話に終始している。こんな経験がある人は多いのではないでしょうか。

 会議とは「物事を決める場」であるはずなのに、「話し合いの場」になってしまっている。その原因として、よくやり玉に挙げられるのが合議制です。多数決で決めるため、なかなか結論が出ないというのです。

 しかし、メガネスーパーではあえてこの合議制を導入しています。毎月2回実施している、全部門横断型の「アクション会議」がそれです。

 この会議は、いわばメガネスーパーの最終決定機関。社員なら誰でも参加でき、今はオンラインを含め、毎回300人ほどが出席しています。

 実際、会議をどんなふうに進めていくかというと、審議をしたい部門が事前に議題を提出し、当日発表します。議題は出店・更新再契約の答申から、販促企画の説明、プロジェクトの進捗共有、研修プログラムの変更までさまざまです。

 合議制ですから、一つ一つの議題について、社長の私が最終決定を下すことはありません。決断するのは社員たちです。

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