人口減少、デジタル化など、事業環境が大きく変わる中、新規事業を模索する中小企業経営者が増えている。頭を軟らかくするヒントをスタートアップの発想に学ぼう。今回登場するのは、単3電池型のIoT機器を開発するノバルスの岡部顕宏社長だ。

今月の起業家
(写真:尾関裕士)
(写真:尾関裕士)

ノバルス社長
岡部顕宏
(おかべ・あきひろ)氏

1969年生まれ。95年アスキーに入社し、ウェブ広告を手がける。ゲーム大手のスクウェア(現スクウェア・エニックス)子会社を経て、2002年セイコーインスツルに入社。宣伝企画、商品企画、新事業企画部などを歴任。15年、ノバルスを設立し、社長就任

 さまざまな機器をインターネットに接続するIoT技術。その応用例の1つがネット接続した電気ポットやエアコンを使った見守りサービスだ。高齢者がそれらの家電をいつ、何回使ったかを離れた場所に住む家族がチェックし、元気で暮らしているかを見守る。

 ただし、こうしたサービスの利用には見守り機能付きの電気ポットなどの購入や、専用センサーを壁に取り付ける工事などが必要だったりする。

 ノバルス(東京・千代田)の岡部顕宏社長は、IoT家電をもっと手軽に利用できないかと考えた。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1483文字 / 全文1988文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「日経トップリーダー」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。