『嫌われる勇気』の著者で、哲学者の岸見一郎先生がリーダーのあり方を説く連載の第27回。テーマは決断。失敗を恐れ、二の足を踏んでいたら事態は悪くなる一方。ではどうしたら決断を下せるのか。岸見先生が指南する。

 どんなことであれ決断するのは難しいものです。

 手を拱(こまぬ)いていては事態がいよいよ悪くなるのが明らかで、即時の決断が必要だとわかっていても、なお自分が決断するのをためらってしまいます。

 決断をためらう一番大きな理由は、決断には責任が伴うということです。とりわけ、前例がなければ、こうすれば必ずうまくいくという保証がないと決断できません。

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