中堅・中小企業経営者が今読むべき新刊書籍4冊を紹介する。今月は、平尾丈著 『起業家の思考法』のほか3冊を取り上げる。

「3カ月前に戻れたら?」に即答できるか

『起業家の思考法』
『起業家の思考法』
著者:平尾 丈/出版社:ダイヤモンド社/価格:1650円

 成功は再現性が低く、偉人のまねをしてもうまくいかない。一方、失敗は再現性が高く、失敗から学ぶことは多い──。「失敗力」こそ経営者が身につけるスキルである理由を著者はこう明言する。

 本書の著者は、検索サイトの運営を手がける、じげんの平尾丈社長。30歳で東証マザーズ、35歳で東証一部への上場を実現した起業家だ。

 事業上の問題発見や解決策の技法などをひもといた本書だが、読者がすぐに取り入れられるのは、失敗との向き合い方だろう。

 平尾社長は事業を立ち上げる際、成功と同じくらい、失敗についてのイメージも膨らませるという。

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文庫『経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち』

 稲盛和夫氏を師と仰ぐ経営者たちは、どのように稲盛氏の教えを学び、実践してきたのか。「経営者とはどんな人間であるべきか」という根源的な問いへの答えが、稲盛氏と、その門下生たちの言葉から見えてくる。

 稲盛氏の「究極のリーダーシップ論」を実例とともに解き明かした1冊が、お求めやすい文庫『経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち』(日経トップリーダー編、日経ビジネス人文庫)になって新登場。