多くの中小企業を顧客に抱える古田土会計の代表、古田圡満氏が、中小企業の社長が知っておくべき財務・経営の考え方を分かりやすく指南します。前回に続き、経営に生かすための月次貸借対照表(B/S)の読み方を解説します。
前回、貸借対照表(B/S)は、右で資金を調達し、左で運用すると考えれば本質が分かると解説しました。今回お伝えしたいのは、管理会計でB/Sを「見る意味」と「月次の正しい見方」です。
中小企業では多くの社長がB/Sの理解もチェックもできておらず、正しい使い方も知りません。しかし、これは資金繰りや会社の長期的な成長戦略に深く関わることなので、社長が絶対に押さえておくべきことです。
管理会計でB/Sを「見る意味」は大きく2つあります。
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