<span class="fontBold">EC市場をけん引する「Z世代」の若者たちは、ネットショップでしか買えない商品に魅力を感じる。写真は、Z世代で流行している伝統衣装をベースにした最新ファッション</span>(写真/モデル:Liao Ruocen)
EC市場をけん引する「Z世代」の若者たちは、ネットショップでしか買えない商品に魅力を感じる。写真は、Z世代で流行している伝統衣装をベースにした最新ファッション(写真/モデル:Liao Ruocen)

 中国では生鮮食品から、家電、ダイヤモンドの指輪まで、あらゆるものがネットショップを通じて飛ぶように売れていて、EC(電子商取引)は一般大衆の日常生活にまで深く浸透しています。

 ECの急速な普及は、中国人のライフスタイルに大きな影響を与え、この十数年間で中国人の〝消費観〟を激変させました。

 本連載では、老若男女が利用する中国国内のスマホ決済、加えて巨大化するEC市場における最新トレンド(共同購入やライブコマース)について話してきましたが、今回は「顧客」に注目してEC市場を見ていきたいと思います。

Z世代がけん引

 現在の中国EC市場の利用者数は、2020年12月時点で7億8200万人に達し(CNNIC調べ)、1人当たりの1カ月の平均消費額は1138元(約2万円弱)になっています。これは家庭の1カ月の支出のうち、5分の1以上を占めています。

 利用者を収入で分類すると、いわゆる中間所得層(平均月収が2000~5000元〈約3万3000~8万2000円〉、定義は19年中国国家統計局より)の利用が32・7%と最も多いのですが、平均月収が1000元(約1万6000円)以下の低所得層も全体の15・3%います。

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