人口減少、デジタル化など、事業環境が大きく変わる中、新規事業を模索する中小企業経営者が増えている。頭を軟らかくするヒントをスタートアップの発想に学ぼう。今回登場するのは、自動で野菜を収穫するロボットの開発を手がけるinaho(イナホ)の菱木豊代表だ。

今月の起業家
(写真:尾関裕士)
(写真:尾関裕士)

inaho代表取締役 CEO
菱木 豊
(ひしき・ゆたか)氏

1983年生まれ。不動産投資コンサルタント会社を経て、2014年、現inaho COOの大山宗哉氏らとomoroを設立し、不動産系ウェブサービスを開発・運営後に売却。17年、大山氏とinahoを設立

 農林水産省によると、農業に従事する人の平均年齢は70歳に迫る。農家は2030年に1995年の4割近くまで減ると見られる。

 農業の担い手が減る中、地方自治体や農協などが注目するスタートアップがinaho(イナホ、神奈川県鎌倉市)だ。自動で野菜を収穫するロボットを開発し、農家に貸し出すサービスを昨年から始めた。

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