「スーツに見える作業着」と聞いてピンと来る人も多いだろう。最近よくメディアで取り上げられるそのヒット商品をつくったのが、オアシスライフスタイルグループ。15年間でアパレルを含め3つの事業をゼロから育て、現在グループ合計で社員約200人、売上高42億円。IT企業なら急成長も珍しくないが、同グループは水道工事から、飲食業、アパレル業と拡大してきた。ユニークな事業展開を可能にする経営の強みを探った。

(写真提供/オアシスライフスタイルグループ)
<特集全体の目次>
・春水堂にアパレル、水道工事業の後継ぎがヒット連発の秘訣
・オアシスライフスタイル関谷CEO「やれと言われた仕事は続かない」(4月20日公開)
・「スーツに見える作業着」を産んだ現場 社員が夢中になれる環境を用意(4月21日公開)

アウトライン
挑戦する社風が根づいている

 オアシスライフスタイルグループ(東京・港)は、関谷有三CEOが、栃木県にある実家の、傾きつつあった1966年創業の水道工事業を立て直したことに始まり、その後独立。今では水道工事業とは無関係に見える事業を始め、会社を成長させている。

オアシスライフスタイルグループの3事業。(1)アパレル業(スーツに見える作業着、WWS<ワークウェアスーツ>の開発販売)(2)水道工事(建物の給水管周りの検査、メンテナンス、改修)(3)飲食業(台湾カフェ「春水堂」の経営)

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1743文字 / 全文2219文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「日経トップリーダー」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。