「古田土式・経営計画書」を武器に、多くの中小企業を顧客に抱える古田土会計の代表、古田圡満氏が、中小企業の社長が知っておくべき財務・経営の考え方を分かりやすく指南する連載。今回は労働分配率は何割が適正かを考えます。

(イラスト/高田真弓)

 A社の社長から、労働分配率の相談を受けました。

 「経営コンサルタントが、『御社の労働分配率は60%と高過ぎるから50%にすべきだ』というのです。経理に聞いてもうちの労働分配率は高いという。しかし、私はそう思いません。うちは1人当たり300万円の経常利益があり、会社は十分に儲かっているからです。私は間違っていますか」というのです。

 私は「社長が正しく、コンサルタントと経理が間違っています」とお答えしました。

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