後を継いだオーナー経営者に、自身の経験から得た「後を継いだ経営者がやるべきこと、やるべきではないこと」を語ってもらう連載。第2回目は、相模屋食料の鳥越淳司社長。

(写真/鈴木愛子)
(写真/鈴木愛子)

 私は、もともとは豆腐屋の息子ではありません。結婚相手の実家が豆腐屋で、私も経営者をやりたいと思って引き継ぎました。入婿ではありませんが、ほかの婿養子で後を継いだ方と似たようなものです。

 そんな自分から、後を継いだ経営者にできるアドバイスは大きく2つあります。まずは徹底的に現場の仕事を覚えること。現場は素人を歓迎しません。それでも自分から現場に入っていって仕事を覚えて、誰よりも会社の商品や技術について詳しくなるんです。

 私も最初の頃は現場で仕事を教えてもらえないので、見よう見まねで勝手に作り始めました。そうすると、失敗したら現場の責任になるので、職人たちは渋々ながら、教えてくれました(笑)。

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