多くの中小企業を顧客に抱える古田土会計の代表、古田圡満氏が、中小企業の社長が知っておくべき財務・経営の考え方を分かりやすく指南します。

 「経営計画書」ができたら、次にすべきことは「経営計画発表会」の開催です。計画書は作って社員に渡せば終わりではありません。発表会で魂を吹き込むことが必要です。

 経営計画書は社長と社員が取り交わす誓約であり、経営計画発表会は「この一年、私たちはこの計画書に従って頑張る」と両者が互いに誓う約束の場であると言えます。社長は、経営計画書の内容を社員全員の心に染み渡らせるという覚悟で発表会に臨まなくてはいけません。

(イラスト/高田真弓)
(イラスト/高田真弓)

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