中堅・中小企業経営者が今読むべき新刊書籍4冊を紹介する。今月は、大西康之著『起業の天才!』のほか3冊を取り上げる。

人を生かすマネジメントの天才

<span class="fontBold">『起業の天才!』</span><br>著者:大西康之<br>出版社:東洋経済新報社<br>価格:2200円(税込み)
『起業の天才!』
著者:大西康之
出版社:東洋経済新報社
価格:2200円(税込み)

 時価総額8兆円を超える総合情報企業、リクルートホールディングス。本書は同社の創業者、江副浩正氏の評伝だ。

 江副氏は1960年代に、情報が欲しい消費者と情報を伝えたい企業をマッチングさせるという革新的ビジネスモデルを生んだ「起業の天才」だ。

 それと同時に「自分にはない才能を持つ人材を見いだし、その人を生かすマネジメントの天才」でもあった。

 江副氏は社員に「こうしろ」とは言わない。命令と服従の関係になってしまうからだ。だから必ず「君はどうしたいの?」と問いかけ、いいアイデアが出たら「じゃあ君がやって」と責任者に抜擢した。

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