古田土会計の川名徹執行役員の会計基礎講座をお届けする。今回のテーマは「バランスシート」。B/S(貸借対照表)である。損益計算書は読めても、バランスシートは苦手という経営者は今なお多い。ただ、手元にいくらくらいの資金があり、未来に向けてどの程度の投資をかけられるか、といった経営戦略を立てるためには、バランスシートは不可欠だ。

2021年開催のセミナー「経営者・幹部のための『バランスシート』入門講座」を基に再構成しました

(写真:PIXTA)
(写真:PIXTA)

資産と負債を表す

 B/S(貸借対照表)は会社の財産の状況を示したもので、会計用語では「ある一定時点における財産状況、資本の調達源泉とその運用形態」と言います。期中の経営成績を表しているのが損益計算書(P/L)で、決算日時点、3月末決算であれば3月時点の財産の残高を表しているのがB/Sです。

 B/Sは図1のようにさまざまな項目が並んでおり、左と右はこのような意味を持っています。

図1 B/Sの仕組み
<span class="fontSizeL">図1 B/Sの仕組み</span>
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【左側=資産。お金をどう使ったかを表す。いわば会社の持ち物リスト】

現金、預金、建物、車両、機械、土地、手形、在庫、売掛金、電話加入権、保証金など。

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ウェビナー開催 経産省のGX戦略キーマンが直言 水素、アンモニア、原発…日本企業の勝機

 日本企業にとって、脱炭素政策への対応が重要な経営課題になっています。上場企業であれば、グローバル投資家からの支持を得るために脱炭素に資するビジネスモデルの構築が求められています。サプライチェーン全体で仕組みを整える必要があり、企業規模の大小にかかわらず対応が急務です。
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