古田土会計の川名徹執行役員の会計基礎講座をお届けする。今回のテーマは「バランスシート」。B/S(貸借対照表)である。損益計算書は読めても、バランスシートは苦手という経営者は今なお多い。ただ、手元にいくらくらいの資金があり、未来に向けてどの程度の投資をかけられるか、といった経営戦略を立てるためには、バランスシートは不可欠だ。

2021年開催のセミナー「経営者・幹部のための『バランスシート』入門講座」を基に再構成しました

(写真:PIXTA)
(写真:PIXTA)

資産と負債を表す

 B/S(貸借対照表)は会社の財産の状況を示したもので、会計用語では「ある一定時点における財産状況、資本の調達源泉とその運用形態」と言います。期中の経営成績を表しているのが損益計算書(P/L)で、決算日時点、3月末決算であれば3月時点の財産の残高を表しているのがB/Sです。

 B/Sは図1のようにさまざまな項目が並んでおり、左と右はこのような意味を持っています。

図1 B/Sの仕組み
<span class="fontSizeL">図1 B/Sの仕組み</span>
[画像のクリックで拡大表示]

【左側=資産。お金をどう使ったかを表す。いわば会社の持ち物リスト】

現金、預金、建物、車両、機械、土地、手形、在庫、売掛金、電話加入権、保証金など。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り7193文字 / 全文7757文字

【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「日経トップリーダー」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

2/22ウェビナー開催、ウクライナ侵攻から1年、日本経済「窮乏化」を阻止せよ

 2022年2月24日――。ロシアがウクライナに侵攻したこの日、私たちは「歴史の歯車」が逆回転する光景を目にしました。それから約1年、国際政治と世界経済の秩序が音を立てて崩壊しつつあります。  日経ビジネスLIVEは2月22日(水)19時から、「ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済『窮乏化』を阻止せよ」と題してウェビナーをライブ配信する予定です。登壇するのは、みずほ証券エクイティ調査部の小林俊介チーフエコノミストです。世界秩序の転換が日本経済、そして企業経営にどんな影響を及ぼすのか。経済分析のプロが展望を語ります。視聴者の皆様からの質問もお受けし、議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。 

■開催日:2023年2月22日(水)19:00~20:00(予定)
■テーマ:ウクライナ侵攻から1年 エネルギー危機は23年が本番、日本経済「窮乏化」を阻止せよ
■講師:小林俊介氏(みずほ証券エクイティ調査部チーフエコノミスト)
■モデレーター:森 永輔(日経ビジネスシニアエディター)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

>>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。