今月の調査マン
東京商工リサーチ 情報本部情報部課長 増田和史
2003年東京商工リサーチ入社。情報本部で15年以上、企業倒産の取材や分析に携わる
<span class="fontBold">経営者は、訴訟によるリスクの大きさを知っておきたい</span>(写真はイメージ、PIXTA)
経営者は、訴訟によるリスクの大きさを知っておきたい(写真はイメージ、PIXTA)

 訴訟大国の米国並みとは言わないが、日本国内でも取引先や顧客が訴訟を起こすことが日常的になってきた。経営に重要な影響を与える場面が増えている。

 上場企業は、経営に重大な影響を及ぼす可能性のある係争案件の開示義務がある。投資家保護が目的だが、裁判の進捗が株価に影響し、企業価値を左右する場合もある。また、判決次第では、経営の屋台骨を揺るがしかねない賠償責任が生じたり、裁判過程で明るみに出たさまざまな瑕疵(かし)により信用を損なったりすることもある。

 資金やマンパワーが乏しい中小企業にとっては、訴訟が経営の命取りになるケースがある。

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稲盛和夫氏の書籍を続々刊行

■『経営12カ条 経営者として貫くべきこと

 実践のなかから生み出された経営の要諦である稲盛和夫氏の「経営12カ条」。その真髄をあますところなく語った書籍『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』(稲盛和夫著、日経BP 日経新聞出版)がついに刊行。

 『稲盛和夫の実学』『アメーバ経営』に続く「稲盛経営3部作」、ここに完結。


■『経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち

 稲盛和夫氏を師と仰ぐ経営者たちは、どのように稲盛氏の教えを学び、実践してきたのか。「経営者とはどんな人間であるべきか」という根源的な問いへの答えが、稲盛氏と、その門下生たちの言葉から見えてくる。

 稲盛氏の「究極のリーダーシップ論」を実例とともに解き明かした1冊が文庫『経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち』(日経トップリーダー編、日経ビジネス人文庫)になって登場。