読者のほとんどは中小企業の経営幹部――。中堅・中小企業経営者向けの月刊誌「日経トップリーダー」は、経営者の成長にコミットします。名経営者の独自の発想や高収益企業を支えるユニークな取り組みなどを取材し、分かりやすく解説しています。 常に中堅・中小企業経営者と同じ視点で取材を進め、新しい経営に挑む中堅・中小企業の「他社事例」の充実では他の追随を許しません。 また、リーダーシップ論、財務会計、中小企業法務など、中堅・中小企業にすぐ役立つ連載も数多く盛り込んでいます。 中堅・中小企業経営者の成長につながる情報を満載した日経トップリーダー最新号の記事のほぼすべてをこちらで順次公開しています。 本誌を持ち歩けない外出時にも、パソコンやスマートフォンなどを使っていつでもお読みいただけます。ぜひ、経営者としての成長にお役立てください。
シリーズ
日経トップリーダー

995回
-
過去の出店負担と市場の縮小 新たな事業の柱を築けず破綻
長崎市で50年以上の歴史を持つ鮮魚小売店・飲食店経営の田中食品が自己破産した。市の中心部にある百貨店などに出店する力を持つが、店独自の集客力に乏しかった。90年代からの出店攻勢の失敗に苦しめられ、次の手を打つことができな…
-
破綻? 休業? 会社の「異常事態」を張り紙は語る
倒産取材の現場でよく目にするのが、会社の入り口などに掲示された張り紙だ。「連絡がつかない。倒産したのでは」との情報を得て駆け付けると、経営者も従業員も誰もいない会社に事業停止を知らせる張り紙が掲示されている。その前で、途…
-
試算表から累計のB/Sでお金の動きをつかむ
多くの中小企業を顧客に抱える古田土会計の代表、古田圡満氏が、中小企業の社長が知っておくべき財務・経営の考え方を分かりやすく指南。今回のテーマは貸借対照表(B/S)の「真の目的と使い方」です。
-
『論語』に教わった「過ったら謝るのが一番」
埼玉種畜牧場(通称・サイボク)の会長を務める笹﨑静雄氏による古典がテーマの連載。今回は過(あやまち)ちについて考えます。犯さないように努めてもゼロにできないのが過ちです。そのときにどう行動するべきかを孔子は教えています。
-
岸見一郎「孤高のリーダーはありえない」
『嫌われる勇気』の著者で、哲学者の岸見一郎氏がリーダーのあり方を説く連載の第63回。誰からも理解されない孤高のリーダーはありえない。自身の行動が部下に理解されなければならないと指摘します。さて、その理由とは。
-
稲盛講演録「善きことを思い、善きことを行えば、人生は好転する」
自然というものは、我々が運命に従って人生を生きていくなかで試練というものを与えます。私のいう試練とは、あるときには降りかかってくる災難であり、またあるときには降りかかってくる幸運のことでもあります。
-
老舗酒蔵の5代目 時代に合わせた働く環境を整備
梅乃宿酒造は1893年に奈良県葛城市で創業した酒蔵です。私は4代目の長女で、2013年に5代目社長に就任しました。生家と蔵は隣接していたので、従業員の方々は家族のような存在。学生時代から家業に携わりたいという気持ちは持ち…
-
会社に損害を与えないための「インボイス制度への最適解」
いよいよ今年10月に実施されるインボイス制度は、消費税導入以来、最大級の激変とも言えるような大改正だ。会社に損害を与えないためには、インボイスにどう対応したらいいのか。税理士の吉澤大氏が解説した「日経ビジネス課長塾オンデ…
-
『離脱・発言・忠誠』~統治に最適化した組織は衰退する
チャンピオンカレーの南恵太社長が、自身に影響を与えた書籍を紹介。今回は衰退期の組織で何が起きるかを分析した『離脱・発言・忠誠 ―企業・組織・国家における衰退への反応―』を紹介する。
-
弱みを強みに コロナ禍から一転、スーパーホテルV字回復
新型コロナウイルスのまん延で男性ビジネス客が大きく減少したスーパーホテル。山本健策社長は苦境をいかに打開したか。
-
業務スーパー創業者 失敗の芽は小さいうちに摘み取る
小さく生んで大きく育てるのが、私が事業をする上での基本です。一方で、取り返しのつかない失敗は避けなければなりません。そのために私が定めていたルールについて、お話ししたいと思います。
-
激戦ヘアケア分野で自社開発商品がヒット、OEM事業も伸びた理由
大阪府八尾市の老舗の洗剤メーカー、木村石鹸工業は、家庭向けから工業用まで幅広く生産する。自社ブランド事業をメインに位置づけ、ヒット商品を開発。認知度が高まりOEM事業も伸びた。創業100周年に合わせて、自律的に社員が動け…
-
書評『M&A経営論』 学研V字回復の理由
中堅・中小企業経営者が今読むべき新刊書籍4冊を紹介する。今月は、学研ホールディングス社長、宮原博昭著『M&A経営論』のほか3冊を取り上げる。
-
評価制度を社内ブランディングの推進手段に
インナーブランディングの成功のためには、人事評価制度も理念やビジョンと方向性を合わせる必要がある。オレコンはリモートで業務を行うスタッフに向け、同社の理念や働き方を理解、実行することで毎月でも昇給可能な人事評価制度を運用…
-
国民負担率「五公五民」時代の先 見えにくくなる負担増の不安
国民負担率が5割に迫る。「防衛・子育て」支出増で負担は増え続ける一方、財源は見えにくくなっている。徹底した行財政改革で負担を抑えるとともに、国民に納得を得る説明こそが必要だ。
-
「体育祭」もリモート開催 共感度上げる社内コミュニケーション
企業の拡大期には創業時の理念やカルチャーが希薄になりがちだ。ソフトウエア販売のアシストは動画など社内コミュニケーション基盤を駆使して、社員の共感度向上に取り組んでいる。
-
反発を越え理念づくり、「人が辞めない」会社に
「社員と一緒に理念つくりに取り組む」。古紙リサイクル業、こんのの紺野社長が社内の反発を受けながら取り組み始めて十数年。社員が定着しなかった会社は大きく変わった。
-
伝わらない理念、相次ぐ退職 社員を変えた創業社長の秘策
人手不足が深刻化する中、共感度の高い社員に支えられた会社は強い。自社の価値を社内向けに訴求し、社員の共感度を高め、会社の目指すゴールに共に到達するために社内に向けたブランディングは社長がリードする。人への投資ができるか、…
-
ベンチャー創業者と家業後継ぎ経営者が4分間でアイデア競う
新しいアイデアの事業化を目指す起業家と、家業のイノベーションを目指す後継者が集まり、アイデアを競い合うイベント「スタ★アトピッチJapan」。2月に開催された第4回大会のリポートとともに、受賞企業を紹介する。
-
侍ジャパン白井ヘッドコーチ チームの信頼を支えるコーチの役割
野球日本代表、侍ジャパンは3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝することができました。皆様の大きな声援が力になりました。
WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回