確かに実績をアピールすると、「嫌みだ」と思う人は、多少は出てきます。けれど、それをはるかに上回る数の顧客がついてきます。
例えば、実績をうたえば、今は10人の顧客が1000人に増える。けれど数人に嫌われる。
そこであなたは、どう決断しますか。
数人に嫌われないために、990人の潜在顧客を捨てるのでしょうか。
誰もが知る大企業に勤めているのならば、それでもいいのかもしれません。しかし、かつてのエアウィーヴのような小さな会社では、どんなに立派な実績があっても、自分から強くアピールしなければ、誰も振り向きません。私がエアウィーヴ時代、嫌というほど思い知った現実です。
「売り手の覚悟」がありますか
自分の商品、サービスを「本当にいいものだ」と思うなら、それを広めるのは、あなたのミッションではないでしょうか。私はオーナー経営者の方々とお仕事をすることが多いので、特にそう思うのかもしれませんが、売り手となるからには相応の覚悟が必要だと思います。PRには「売り手の覚悟」が問われます。
さて、実績が大事と述べてきましたが、実績だけでは相手の心を深く動かすことはできません。ちょっと興味を持って、1回だけ買ってもらえても、ファンにまではなりません。いいクチコミを広めてもらうまでにはなりません。
顧客にあなたの商品やサービスを買ってもらうのはもちろん、ファンになってもらうためには、ほかにどのような言葉が必要か。
実績を含めて4つの要素があります。これらを組み合わせると「PRの基本設計」が完成します。具体的には、
【1】変化
【2】景色
【3】実績
【4】ストーリー
です。
その詳細は次回に!
amazonランキング1位獲得!
(「SNS入門書」部門、2019年12月12日)
発売1週間を待たずに重版決定しました。
なぜエアウィーヴは浅田真央さんに選ばれたのか――?
第1号正社員として、
5年で売上高115倍に貢献した著者が、
ロジカルでシンプルな、
セオリーとノウハウを説き明かす『0円PR』。
満員御礼「PR塾」のエッセンスを、
ぎゅっと詰め込みました。
お金をかけて、
広告を出しても効きにくい今どきですが、
0円の「いいね!」を集める効果は絶大。
「いいね!」を集める活動=PR活動です。
PRのスキルがあれば、
お金をかけずに、
顧客に愛され、
売り上げを伸ばしていける。
熱いメッセージを込めて、実践的に展開します。
有料会員限定記事を月3本まで閲覧できるなど、
有料会員の一部サービスを利用できます。
※こちらのページで日経ビジネス電子版の「有料会員」と「登録会員(無料)」の違いも紹介しています。
※有料登録手続きをしない限り、無料で一部サービスを利用し続けられます。
この記事はシリーズ「ベンチャー最前線」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?