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「SNS時代に必須のPRスキル」を、クイズ形式で解説するシリーズ連載。3回目は「PRでアピールすべきこと」。どんな小さな会社にも、誇れる実績があるはず。小さなネタを大きく育てて言語化し、潜在顧客にしっかり訴えかけよう。「自慢臭くて嫌だな」などと尻込みしていては、小さな会社は埋もれてしまう。『0円PR』の著者、笹木郁乃氏が持論を熱く語る。

 毎回、読者の皆さまから多くの異論をいただいている冒頭のクイズ。今回は、こんな問題です。

 あなたの会社の商品、サービスのPR。最優先して伝えるべき情報は何でしょうか?

【A】 商品の特長(良いところ)
【B】 売れた実績、評価された実績
【C】 開発ストーリー(物語)

 誤解のないようにお断りすると、上記の3つの要素は、PRにおいて、最終的にはすべてが「伝えるべき情報」です。そのなかで優先順位を付けたときの1番は何か。忙しい今どきの消費者の関心を、短い時間でぱっと捉えられる要素は何か、という問題です。

 今回は、最初から答えを言っちゃいますね。

 異論はあろうかと思いますが、私なりに考える答えは……

 ズバリ「実績」。【B】が、私にとっての正解です。

実績=第三者の評価

 「このペン、いいよ」「この鍋、いいよ」と、自社の製品をひたすら自画自賛しているようなPRには、あまり効果がありません。おしゃれだけど、何を伝えたいのか意味の分からないイメージ広告みたいなPRも今ひとつです。重要なのは、あなたではない第三者が、いかにあなたの売る商品、サービスを評価して、買ってくれているか。それが「実績」です。

「実績=第三者の評価」を積み上げていくことがPRを成功に導く、というのが笹木氏の持論(写真:タカス / PIXTA(ピクスタ))