ビジネススキルのほかにも生産性の向上に向けて管理職やリーダーが意識しておきたいことはありますか。

野田:数字で仕事の効率や成果を「見える化」することです。最も使いやすい指標は「人時生産性」を用いることでしょう。人時生産性は「粗利益÷総労働時間」で計算できる。冒頭の例のように、10時間で行なっていた仕事量を8時間で達成できれば20%向上したことになる。こうした変化は個人の能力向上に加えて、組織力がアップしたことの証明にもなります。

組織の変化、会社の成長が目に見えるようになれば、仕事のやりがいも生んでくれそうです。

野田:これまでの日本の企業は、質の高いものをたくさん時間をかけて作るという働き方をしてきました。ですが労働生産人口が減少し働き手が減る時代を迎える中では、すぐに人を増やしたり、代わりを見つけたりすることは難しくなる。特に中小企業の人手不足は深刻になりつつあります。そんな中では、社員1人当たりの生産性をどれだけ上げていくかにかかっています。生産性向上を達成するためには「時間をかけて働けばいい」という意識からのパラダイムシフトが求められている。生産性向上の実現に向けて何が必要なのか。まずはそのために必要なスキルを経営者、経営幹部、管理職が実感してから、メンバーに伝えていくことが必要なのです。

中小企業のための「生産性1.5倍向上セミナー」
 

無駄ゼロ&成果の最大化を実現!【2日間速習講座】

 働き方関連法案が順次施行され、中小企業にも生産性向上が求められるようになります。「労働時間」の見直しのほか休日取得率を高める必要があるなど、これまでの仕事の進め方や有り方では達成できない自社の労働慣習について、経営者は改善に取り組む必要があります。

 そこで日経トップリーダーでは、経営者はもとより経営幹部や管理職の方を対象に、部下の「仕事基礎力」と「対人関係力」を高め、生産性向上を実現する実践セミナーを2日にわたり開催します。

 初日の「仕事基礎編」は、仕事の進め方を見直し、各社員の生産性向上につながる実践的なスキルを鍛えます。続く2日目の「対人関係編」は、組織をより円滑に動かすために必要なコミュニケーション術について学びます。

 セミナーを担当する2人は、中小企業から大手企業まで社内教育などでも実績を残すプロ講師。参加者の悩みなども題材に取り上げるワークショップを活用し、貴社の無駄ゼロ&成果の最大化を目指します。



<span class="fontBold">ビジネスミート<br />野田 宜成氏</span><br />継続経営をコンセプトにコンサルティングを行う
ビジネスミート
野田 宜成氏

継続経営をコンセプトにコンサルティングを行う

プログラム


1日目 【仕事基礎編】
2019年9月3日(火)

「段取り」仕事術で労働生産性を向上

段取り力テスト
●あなたとあなたの組織の「段取り力」を判定する

「段取り力」アップのワークショップ
●「集中力」「チームワーク」「高付加価値」を上げる
●「時短術」「報連相」「PDCA」「会議」のルールほか


<span class="fontBold">冨山 真由氏<br />ウィルPMインターナショナル</span><br />日本では数少ない行動科学コンサルタントとして活躍
冨山 真由氏
ウィルPMインターナショナル

日本では数少ない行動科学コンサルタントとして活躍

2日目 【対人関係編】
2019年9月4日(水)

リーダーの口癖「頑張れ!」が部下を働かなくする

「できる社員」「できない社員」の違い
●計画を行動に置き換えているか
●成果につながる行動を継続できているか

成果を出せる社員に変える「リーダーの言葉」
●成果につながる行動を承認する
●朝礼3分間と夕礼5分間で成果を上げるほか



◆連日同じ方の受講を推奨しますが、1日目と2日目で別の方が受講いただくことも可能です。

▼プログラムの詳細・申し込みは以下からどうぞ。
中小企業のための「生産性1.5倍向上セミナー」

この記事はシリーズ「ベンチャー最前線」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。