上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、義理の息子の酒量を注意したい77歳の男性から。娘や孫たちが注意しても、全く聞く耳を持たないのが悩みだとか。上田さんはスマートフォンを有効活用すべきだとアドバイスします。その理由とは。

※読者の皆様から、上田さんに聞いてほしいお悩みを募集しています。仕事、家庭、恋愛、趣味など、相談の内容は問いません。ご自由にお寄せください。

>>悩みの投稿<<

悩み:義理の息子の酒好きを何とかしたいのですが、娘や子供がたしなめても聞く耳を持ってくれません。どうすればいいでしょうか?

 義理の息子の酒好きを何とかしたいと思っています。20年ほど前に私の次女と結婚した当初から変わらず、今もビールのロング缶2本とコップ1杯の焼酎を毎晩欠かさないようです。

 妻である私の娘が飲み過ぎだと注意しても、孫たちが「体に悪いからやめて」と頼んでも、全く意に介しません。深酒がたたって心臓のバイパス手術をした親戚がたしなめても、聞く耳を持たずに毎晩飲み続けています。本人は郵便局勤めで、たびたび同僚と飲みに出かけます。45歳ごろにリストラされそうになりましたが、何とか踏みとどまって今も配達を続けています。住まいは別ですが同じ町内で暮らしているため、何となく様子は耳に入ってきます。

 妻と2人の子供を養う責任のある立場です。私も折に触れて注意するのですが、次女と結婚する際に名字を変えてもらった恩義があるので、厳しい言葉は掛けにくい。酒量を減らすいい方法はないものでしょうか。アドバイスがありましたら、よろしくお願いします。

(77歳、男性、自営業)

小笠原啓(日経ビジネス編集):せっかく投稿していただいたのに申し訳ないのですが、今回は相談する相手を間違えましたね。

上田準二:(ドキ)

小笠原:上田さんがお酒を飲み始めたのは何歳の時ですか?

上田:言えません。

小笠原:1日だけでも禁酒したことはありますか?

上田:答えられません。

小笠原:最近、健康診断の数値が……。

上田:もうそれぐらいで勘弁してよ。焼酎でも飲まないと尋問に耐えられない(笑)。

 一言だけ反論させてもらうなら、酒が体に悪いことなんて、酒好きは全員とっくの昔に知っているんだよ。だけど、お酒がない人生なんてつまらないじゃないか。酒を我慢するストレスと、アルコールが健康を害するリスクを比べたら、どちらの方が健康に悪いんだろう。他人に迷惑を掛けなければいいじゃないか。

小笠原:開き直りましたね。

上田:義理の息子さんだって、長年の経験で自分の限界を認識しているはずだよ。ビールのロング缶2本とコップ1杯の焼酎が彼にとっての適量なんでしょう。

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