上田準二さんの「お悩み相談」。新年度を迎え、職場環境や担当が変わった人も多いはず。今回は、毎年のように仕事内容が変わり、成長できているか不安を覚える26歳の女性から。上田さんは「きっちり正確に仕事をこなす積み重ねが将来に生きる」と励まします。

※読者の皆様から、上田さんに聞いてほしいお悩みを募集しています。仕事、家庭、恋愛、趣味など、相談の内容は問いません。ご自由にお寄せください。

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悩み:担当する業務が毎年のように変わり、ようやく理解できたと思ったら新しい仕事に回されます。社会人になって4年目ですが、新人と同じような内容の仕事しかできていないのではないかと不安です。

 社会人になって4年目になりますが、仕事ができているのかいないのか、イマイチ分からなくて不安です。事務仕事のため営業のように数字で結果が出ないことや、職場の人数が多すぎるため同期とボーナスや昇進で差がつきにくいことも理由です。よっぽどの失敗をしない限り、皆同じ評価がついていると思われます。

 不安を覚える一番の要素は担当している仕事についてです。というのも、この4年間、自身の異動や上司の交代などいろいろあり、私の担当する仕事も毎年新しい内容になっています。4月、5月はあたふたして、夏ごろに仕事のやり方がようやく頭に入り、年度末にこの1年間でこなした仕事の内容をようやく理解する、というサイクルを繰り返しています。

 4年目となると自分の仕事に自信を持って取り組める時期だと思うのですが、私はまた新しい仕事に取り組んでいるため新入社員と同じ内容の仕事しかできていません。広く浅く学べて良いと思う半面、浅すぎて以前の仕事を忘れることもあります。もう少し腰を落ち着けて一つのことに取り組んだほうが私のためになるのでは?と不安に思っています。

(26歳 女性 公務員)

上田準二:おっ、新しい担当さんだね。

小笠原啓(日経ビジネス編集):読者の皆さん、はじめまして。今回からこのコラムを担当する小笠原と申します。小学校5年生の息子と2年生の娘を持つ45歳の既婚男性。年ごろなのか反抗的になってきた息子に、どう向き合えばいいかが最近の悩みです。

上田:父親からすれば、女の子はかわいいでしょ。うちは男ばっかり3人だからうらやましいよ。どうしても娘がほしかったから「もう1人!」って頼んだんだけど、女房がうんと言ってくれなくてね。でも、子供のかわいい時期は本当にすぐ終わっちゃうから、相手してくれるうちにケアしたほうがいいよ。

小笠原:そうですよね。今の幸せをかみしめないと。個人的な相談に乗っていただきたいのは山々ですが、私の仕事は読者の皆さんに代わっていろいろな悩みを投げかけること。早速本題に入りましょう。

 新年度最初の相談は、自分の仕事ぶりを不安に感じる女性から。真面目に仕事と向き合っていることが、文面からも伝わってきますね。

上田:1年かけて仕事を覚えたと思ったら、新しい部署に異動して別の仕事をゼロから学び直す。大変だと思いますよ。前からその部署にいる人と比べてしまい、不安に駆られることもあるでしょう。もしかしたら後輩に追い抜かれたと感じる場面があるかもしれない。でもね、様々な部署を経験して幅広い仕事を正確にこなしていくことが、今のあなたに与えられたミッションなんですよ。

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