上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、不倫相手とケンカ別れしてしまったという女性から。別れたくなかったと後悔しています。上田さんは「この関係を腐れ縁にしてはいけない」と忠告します。

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悩み:不倫相手と別れました。売り言葉に買い言葉のようにケンカとなり、別れたくなかったのに、勢いで。私が素直になれず相手を振り回してしまい、いろいろと誤解されたままだったことが原因かもしれません。期間を置いても、状況は変わらないでしょうか。

 不倫相手とケンカして別れました。別れるつもりはなかったのですが、売り言葉に買い言葉みたいな感じで、「別れたいなら別れればいい」と言ってしまい、別れました。

 やり直したいのですが、何度もケンカを繰り返していたので今回ばかりは無理そうです。なかなか会えなかったり連絡が取れなかったりで、私が素直になれず、相手を振り回してしまい、いろいろと誤解されたままだったりで。

 もともと、物事をはっきり決められなかった人だったので。期間を置いても状況は変わらないものでしょうか?

(43歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングス(現ファミリーマート)の代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味はマージャン、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。2019年5月末に相談役を退任。(写真:的野弘路)

上田準二:あなた、何で状況を変える必要あるんですか。もう、しっかりと縁を切りなさい。

大竹剛(日経ビジネス編集):今回は最初から明快ですね。

上田:よく考えてみてください。「もともとはっきり物事を決められなかった人だった」とお相手のことを表現していますが、一番決めなければいけなかったことは何かというと、奥さんと別れてあなたと結婚するのかどうかでしょう。この決断をできないのに、このままずるずると付き合い続けても、あなたにとっていいことはありませんよ。

 お相手は、決められない人なんです。奥さんとも、あなたとも、都合よく付き合う。それがうまくいっている最初のうちは楽しかったかもしれません。でも、その状況をあなたはずっと続けていきたいと、本当に望んでいたんですか。どこかで、決断してほしかったのではないですか。

 このまま行けば、要するに「腐れ縁」になってしまいますよ。関係を断ちたくても、断つことができない。そんな縁です。そうなると、お互いに不幸ではありませんか。

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