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上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、冷え性体質に悩まされている男性から。食事に気を使う“健康オタク”と自認しているものの、冷え性は一向に改善されません。上田さんは食事で妻の冷え性を改善した経験から「ニンニクがお薦め」とアドバイス。「ニンニクじょうゆダレ」が刺し身も野菜炒めもおいしくする?

悩み:母も私も大変な冷え性体質に悩まされています。自分でも“健康オタク”と思うほど食事の内容には気を付けているのですが、冷え性であることを考えると、やり方が間違っているのではと思ってしまいます。上田さんの奥様は、どんな食事で冷え性が改善されたのですか。

 仕事の悩みはそれなりにあるのですが、それ以上に現在関心があるのが健康です。

 私はやせ形のせいか、手足が冷えます。ちなみに同居している母は私以上に冷え性体質です。(若いときからしもやけになりやすく、近年はさらに冷え性が進んでいるようです)。母も私も世間一般から見ると食事の内容については気を付けている方ではないかと思っています。むしろ、“健康オタク”かもしれません。お陰様で2人ともほとんど病気もせず、薬も常用していません。健康面には自信を持っているものの、冷え性に悩まされていることを考えると、健康の気を付け方が間違っているのかもしれません。

 先日の記事(編集部注:定年後は海外で悠々自適……その前に語学力と生活力は?)中に、冷え性だった奥様が、上田さんと同じ食事を取っているうちに改善されたという話がありました。ぜひとも、どのような食事で冷え性が改善されたのか、その一端を教えて頂けると幸いです。

(57歳、男性、会社員)

大竹剛(日経ビジネス編集):先日の上田さんの回答にあった、奥様の冷え性体質を改善した食事をぜひ教えてほしいという相談です。料理のうまい上田さんのことですから、いろいろな料理をしていると思いますが、冷え性に効くレシピで思い当たるものはありますか。

上田準二:そうかそうか。確かにしたね、そんな話を。

 ご指摘の通り、女房は冬になってくると台所仕事だけで指がひび割れ、それで夜になるともう寒い、寒いと訴えるほどの冷え性でした。若い頃は寝ていても寒い寒いと言って、すぐ僕の布団に潜り込んできてね。

大竹:とても仲がいいんですね。

上田:そうだよ。仲がいい(笑)。だけど、女房の体が温まってくると、今度は僕が暑すぎて汗をかいて、風邪をひいちゃうのよ。

 だから、こんな生活を続けていてはダメだ、食事が原因じゃないかと考えたんです。僕と女房は、生まれたところが違うから。女房は大阪で、僕は秋田。子どもの頃から食べてきた物が全く違う。だから、とりあえず僕と同じものを食べてみては、と言ったわけです。

 これはあくまでも、僕の個人的な経験だということを前提に聞いてください。

 僕が女房の冷え性改善に効果があったと思っているのはニンニクです。僕の家の居間にはガス管を通していて、ガスレンジで焼き肉ができるようにしているほど、焼き肉が大好きなのだけど、焼き肉には市販の焼き肉のタレではなくて、ニンニクをおろしてニンニクじょうゆダレを作って食べるんです。

 これくらいなら皆さんもやるかもしれないけれど、さらに我が家では、刺し身もニンニクで食べるんですよ。

大竹:ワサビではないんですか?