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上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、1年半ほど前にご主人が末期がんの宣告を受けたという相談をしてくださった50代半ばの女性から。相談ではなく、上田さんの助言に対するお礼と、ご主人に先立たれて1年が過ぎたという報告のお手紙です。上田さんは「これから第2の青春が始まる」と励まします。

悩み:2018年に、夫が末期がんを宣告されて上田さんに相談をさせていただきました。同年11月に夫は静かに旅立ちました。上田さんの励ましはとても身に染みました。本当にありがとうございました。

 2018年、いきなり夫の末期のがんを告げられ上田さんに悩みを相談した者です。何度かお礼を申し上げようとしましたが、今になってしまい失礼致しました。

 残念ながら夫は4カ月の宣告を待たずして2018年11月に静かに旅立ちました。結婚して18年、一度も一緒に住めなかった私たちですが、最期まで病室で2人で過ごすことができました。アドバイスを頂いたように、一度あった退院の機会には、2人で私の方の実家で過ごしました。数々の未練や悔いもございますが夫が旅立ってから1年がたちました。

 上田さんの励ましはとても身に染みました。本当にありがとうございました。

(55歳、女性、会社員)

大竹剛(日経ビジネス編集):今回は、相談ではなくて、1年半ほど前に相談を寄せてくださった方からのお礼のお手紙です。「夫が40代で末期がんに。なぜ私たちなの?」という相談で、ご主人が余命4カ月という末期がんの宣告を受けて、どのようにこれから過ごしていったらよいのかというご相談でした。

 結婚してから事情がありずっと別居をしていたけれども、お2人はずっと楽しく過ごしてきたとのことでした。上田さんは、最期はとにかく一緒にいてあげてくださいとアドバイスをしました。

 残念ながらお亡くなりになられたそうです。心よりご冥福をお祈りします。つらいお気持ちを乗り越えてご報告をいただき、本当にありがとうございます。

上田準二:最後は一緒に過ごせたとのこと。それは本当によかったですね。結婚18年にして、夫婦になってよかったということを確認し合って最期を迎えられて。お亡くなりになったご主人にはお悔やみ申し上げますが、ご主人も本当に夫婦でよかったと確認をして旅立たれたと思います。

 さて、これからどうするか。1つの人生の区切りを経た上で、今後あなたはどう生きるかを考えましょう。

 あなたは今55歳。まだまだ、これから人生がある。ご主人のためにも、元気に明るい人生を歩んでください。亡くなったご主人も、残されたあなたには、幸せに、明るい人生を楽しんでほしいと思っているはず。サークルなどで人脈を広げて、これから新たな青春が始まると思うぐらいに楽しんでください。