“自己中”同士は関係を絶つしかない

大竹:なるほどね。

上田:だけど、ママ友ですから、学校の行事か何かでお会いすることもあるでしょう。そのときは、水のようなさらりとしたお付き合いにとどめておいてください。以前みたいにLINEのやりとりはしないこと。そうすると、あなたの心も落ち着きますよ。

 あなたが彼女に出したLINEのメッセージを見ると、あなたも相手の立場に立って考える姿勢が少し欠けているように見受けられます。お互いに“自己中”なんですよ。

 ママ友は、自分を中心に世の中が回っていると考えています。一方、あなたも彼女に対して我慢ならないということは、あなたも似たり寄ったりで、自己中でるとも言えます。だから、そういう2人がお付き合いすること自体、もめごとが多くなる原因なんです。

 価値観や性格がどうしてもぶつかり合うような関係だから、そういう関係は遮断しましょう。これ以上、「我慢ならない」といってあなたが何か行動を起こしても、双方にとって有益なことは何一つありません。

 害のあることばかりが続くことになるので、ここは思い切って……。

大竹:関係を絶つ。

上田:そう。関係をシャットアウト、リセットしましょう。

大竹:ただ、子供同士が友達だったり、仲が良かったりすると、関係を絶つのは難しくないですか。

上田:そんなことはないよ。子供同士が仲良くて行き来するのであれば、それはそれで結構で、子供たちに任せておけばいい。ただ、そこには親同士が絶対に出ていかないようにしてください。

大竹:「何々ちゃんちに行っちゃダメ」とか。

上田:そういうことは言っちゃいけない。

大竹:でも、この方がそういうことを言わなくても、相手のママ友が言ってしまうかもしれませんよ。

上田:確かに、そこはコントロールすることはできないでしょう。相手のママ友が子供にそういうことを言ってしまうかもしれない。すると、子供同士だから、相手の子供があなたの子供に「ママがそう言っていた」と言ってきたり、子供同士の関係がぎくしゃくして、あなたの子供が相談してきたりするかもしれない。子供の年齢にもよるかもしれないけれど、丁寧に子供に説明するしかないと思う。

 子供のことを気にして、あなたが無理をしてママ友との関係を続けても、あなたがイライラして子供にいい影響を与えないよ。

大竹:関係を絶つと、この方の悪口をママ友がほかのママ友に言いふらしかねないと恐れているのかもしれません。

上田:言いふらしかねないけれども、そういうことは気にしちゃいけません。ほかのママ友から、「あなたのことをこう言っていた」とか聞かされても、はっきりと経緯を説明すればいいんです。「私は彼女とは、もう、あまり深いお付き合いをすることはやめました。そのことが彼女の気に障っているのであれば、それはやむを得ません」とね。

 「必要最低限のお付き合いはしますが、日ごろからの電話やメール、LINEの交流は、もう遠慮させてもらうことにしました」と、はっきり言いましょう。直接、ママ友本人にそう言わなくても、周囲のほかのママ友が「あの人はそう言っていたわよ」と、相手に伝えてくれるかもしれません。ちょうどいいじゃないですか。

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