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「ノー」と言われたら、あなたの方から別れよう

大竹:これで彼がノーと言ったら……。

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

上田:ノーと言われたら、ピシッと別れたほうがいい。まだ29歳。これからいっぱい、いい男性が出てくるって。中には、いい男性が大勢いて困っていると悩む女性だっているくらいだから。

大竹:結婚前提といっても、まだ付き合って1年半ぐらいですしね。

上田:この方は、おそらく真面目でしっかりした女性のようだから、素晴らしい出会いがありますよ。僕のことを、素晴らしい夫婦関係を築いている、なんてほめてくれるほどだから(笑)。

大竹:きっと、この連載を以前からずっと読んでくださっているんでしょうね。

上田:いい夫婦関係を築きたいというのであれば、中途半端な気持ちで恋愛を続けるより、お互いに信頼し合えるパートナーなのかどうかを見極めるうえでも、あなたの気持ちをはっきりと伝えるべきです。

大竹:イエスともノーともはっきりと答えず、ふにゃふにゃとごまかす可能性もありますよ。

上田:その時は、あなたから言わなくてはいけませんよ。「あなたみたいな男性とは、価値観を共有できないの、もうこれでお別れさせてください」と。

大竹:今度は、彼女の方から別れを告げる。

上田:そう。彼が涙を流して土下座したら、「許してあげたい」という気持ちが芽生えてしまうかもしれないけど、またチャンスをあげるかどうかは、その時の状況次第で考えてあげたらいい。

大竹:既に、将来について不安を覚え、冷静に彼を見るようになっているとも言っていますよ。彼に対する不信感は拭えるでしょうか?

上田:この相談の文言からすると、彼女はもはや恋愛関係を楽しもうという段階じゃないんだよね。彼と夫婦になりたいんだ。だからこそ、ここではっきりさせましょう。