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大竹:共同経営者のような形かもしれないですね。経営は彼女に任せていて、もう1人のパートナーがオーナー兼シェフということなんだと思います。

上田:ファミリーマートもアジア地域にずいぶん進出しています。現地で社員採用ということになると、数百人規模で採用するんですよ。当時、僕は何でこんなに人を採用する必要があるのかと聞いたら、200人を採用すると、年末にはその年に採用した人のだいたい7割が辞めてしまうこともあるそうなんです。はなから、7割が辞めるという前提で採用しているんだね。

 私も現地へ行って働き方なり社員の様子なりを見ていると、役職と賃金を要求する人が多かったね。それに見合った仕事をしている人は、さらにまた賃金アップを要求する。それは飲めないとなると、すぐ辞めてしまうんだよね。

 男女間を見たら男性の方にそれが多かったな。失礼な言い方かもしれないけれども、男は働かない、根性がない(笑)。その反面、女性はすごい人が多かったな。だから、全員女性を採用しろと言ったくらい。

 アメリカにおいても同じかどうかは分からないけれども、女性スタッフを多く採用することも考えてみた方がいいかもしれないね。

 もう1つは、現地採用は引き続きやっていきつつ、日本からも採用する方法かと。例えば、日本で採用し、アメリカでレストラン修業しませんかといってみる。これは絶対に定着すると思う。ただ、コストはものすごく掛かると思うけれど。採用したら住まいも準備してあげなければいけないしね。ビザの取得も大変だろうけど、定着させることを重視したら、考えてみる価値はあるんじゃないかな。

 この方は、日本食レストランで働く心の持ち方だとか、そういうことは全部トレーニングはやっているわけよね。