「グリーン」がキーワードに

 次に地球環境問題が大きなテーマだろう。

 民主党内で左派を取り込むためもあって、2050年までの温室効果ガスの排出量実質ゼロを打ち出し、地球環境問題を政策の目玉としている。まずトランプ政権で離脱したパリ協定に早期に復帰するのは既定路線だ。そのうえで、環境規制の強化とクリーンエネルギーへの投資が柱だ。

 前者の環境規制はトランプ政権で緩和されている自動車と発電所の排ガス規制を強化するだろう。電気自動車など米国製クリーン車への補助も相まって、日本の自動車メーカーの米国戦略も大きく見直しが必要となる。

 さらに深刻なのは貿易政策への影響だ。

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