小沼氏:僕は『子育て経営学』にも登場している早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生のスタイルに近くて、結婚当初から家庭をどう築いていくか、妻と議論してきました。

 うちの場合は、妻の方がキャリア志向でキャリアを積んできていて、僕の最初のキャリアが青年海外協力隊でした。僕は自由に生きる分、子育てや家事は、できる限りコミットするという新しい夫婦像を、これからの社会でつくっていこうと考えていました。

 あとは、『子育て経営学』でも書いてもらいましたが、実際の子育てでは父親に頼っている部分もあって、家族全体で、チームプレーで、子どもを育てているような印象があります。

 最近は父や妻とグーグル(Google)カレンダーを共有していて、週に1回はこれからどうしていくかを議論しています。ただ、これをやるようになって、家族の絆が明確に深まっていると感じていますし、これを20年後に振り返るといい思い出だったなと感じることもできると思います。

宮本氏:小沼さん、今のお話を、もう一方の視点からうかがってもいいですか。

小沼氏:はい。実は今日、こういうイベントだったので妻と子どもを連れてきています。僕の話に嘘がないかということで、妻が来ております(笑)。

小沼氏の妻:うちの旦那は、父性が強いというわけではないんですね。単純に、楽しいから子育てをするというのが徹底したポリシーだと思います。

 驚いたのは、子どもが2歳くらいになって「初めて子どもがかわいく思えてきた」とか言うんですよね。そんなふうにある種、自然体で子育てをできているところが、きっと強みなのだと思います。

 私がそういう点で気をつけていることは、彼が何をするかはコントロールしない。自分がやりたいことを好きにやっていい。ただし子どもを連れて行ってね、ということでやっていただいています。

宮本氏:今日はありがとうございました。

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