
先日、「おじさん構文」なるものを初めて知った。
なんでも、数年前から若者の間で使われている言葉で、会社の“おじさん社員”から送られてくるメッセージやLINEの“おじさんならでは”の特徴のことらしい。
- ・長い文章
- ・なれなれしく「ちゃん」付けで呼ぶ
- ・絵文字をやたらと使いたがる
- ・セクハラまがいのコメントの後に、「ナンチャッテ!」と付ける
といったものだという。
氷河期世代も「昭和おじさん」に?
「薫ちゃん(笑顔)(ハート)、お仕事がんばってますか?(炎)(汗)(パソコン)色々と大変だと思うけどがんばってね!(泣き顔)(ファイト)今度一緒に(ケーキ)食べて(フォーク)、癒やしてあげるよ!(ハート)(手)ナンチャッテ!(笑)(ハート)」
……といった感じだろうか。
おじさん構文……あまりに的を射た新ワードに失笑してしまった。
実はこれ、「昭和おじさんについて意見を聞きたい」と依頼された取材で、聞いた言葉だ。
最近、やたらと「昭和おじさん」に関する取材が相次いでいて、
なぜ、“昭和おじさん”になってしまうのか?
なぜ、“昭和おじさん”はこんなにたたかれてしまうのか?
なぜ、“昭和おじさん”はたたかれることを許してしまうのか?
なぜ、“昭和おじさん“はこんなに女性を目の敵にするのか?
なぜ、“昭和おばさん”は“昭和おじさん“の下劣な振る舞いを許すのか?
という質問に加え、
「河合さんが定義した、“昭和おじさん社会(一括採用、正社員、終身雇用)”だったバブル世代だけじゃなくて、その下の氷河期世代も“昭和おじさん”になっちゃってますよね? 何でなんですか?」といった質問もあった。
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