以前、大学の講義で、「やりたいこと探しとか、自分にあったこと探しをするのではなく、『やりたい! やってみたい!』と心が動いたことに、全力投球しなさい」と話したところ、学生たちに「え? 先生、やりたいことやっていいの?」と驚かれたことがあった。

大学を“職業教育学校”に

 「私は高校時代からダンス部で、大学に入ってからもダンスをやりたいと思ってたんです。でも、親から『それって就活の役に立つの?』って聞かれちゃって。就活に役立つことやらないと、いい会社に入れないよって」(by 女子学生)

 「僕は先輩から言われた。就活に役立つことをやった方がいいから、NPO(非営利団体)の活動とかそういう社会活動を経験した方がプラス評価になるって」(by 男子学生)

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2634文字 / 全文6180文字

【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。