〈今後の暮らし向きについて〉

  • 「変わらない」が最も多く46.5%。「やや悪化する」18.5%、「かなり悪化する」7.7%で、4人に1人が「悪化する」と回答。
  • 「かなり改善する」1.7%、「やや改善する」9.8%で、1割超が「改善する」と回答。
  • 2020年の世帯年収別に見ると、世帯年収が高いほど「改善する」と見込む割合が高く、世帯年収が低いほど「悪化する」と見込む割合が高まっていた。

生き方のルールが変わった

〈収入の減少の変化〉

  • 「収入の減少」は、2020年に実施した「4月調査」の41.3%から、「5月調査」の55.1%、「8月調査」の60.5%と、徐々に上昇し、さらにボーナスの影響も含めた「12月調査」では66.9%と7割弱まで増えた。
  • その後、2021年「3月調査」で60.2%に低下。ところが、「6月調査」では過去最高の69.6%に達するなど、1年前より影響が大きいことがわかった。
  • 「期間満了に伴う雇い止め」や「自発的な退職」なども漸次上昇。今後の動向に注意が必要だ。

〈不安を感じているか?〉 ※()内は2020年「8月調査」の数字。

  • 「感染の収束が見えないこと」は71.6%(86.9%)
  • 「収入の減少に伴う生活への支障」は52.2%(63.7%)
  • 「今後1年くらいの間の失業・失職」は37.0%(50.9%)

 さて、いかがだろうか。

 いつの時代も“皮膚の柔らかい”若い人ほど、環境の変化を敏感に感じ取り、適応しようとするものだが、もはや無理して「仕事をがんばろう」などと思う人はいない。大企業に勤める会社員の5人に1人が「前のように働きたくない!」としたのは、数字が示す以上に「重い」ものだと考えたほうがいい。

 「今まではね、やっぱたくさん稼ぎたかったら、残業もがんばったし、休日出勤もしかたないかなぁ~って思ってたけどさ。もう、やだね。つーか、やらなーい」
 「節約にも慣れちゃったしね」
 「今までって、結構、無駄遣いしてたんだなぁ~」
 「このあとも給料とか上がりそうにないし、このままで行こう!」
 「そーだそーだ! 仕事の仲間とのつきあいより、家族だんらん!」
 「そーだそーだ! 残業より自分の時間!」
 といった具合に、働く人たちの「働き方のルール」が、「生き方のルール」が変わった。

次ページ 何でどう稼ぐか?