(写真:Shutterstock)

 今回は「リーダーシップ」についてあれこれ考えてみる。

 先日、「ついに!」というか、「あらら~」というべきか、新型コロナウイルス感染疑惑が私事となる“事件”が起きた。

 私自身は、かなり徹底した感染防止策を1年以上続けているのだが、たまたま先週会った友人から、「昨夜から体がだるく、熱が38度もあるので、コロナに感染しているかもしれない」と連絡が来たのである。

初のPCR検査、だが結果が来ない…

 友人と会ったときには二人ともマスクはしていたのだが、その後、私のクルマに乗せたりしたので、感染の可能性はゼロではない。私は、自宅から徒歩2分のところにあるマンションに住む母と頻繁に接しているので、万が一感染していたら母の命が危なくなると、一気に青ざめた。

 その後、友人はかかりつけ医のところに行き、熱以外に疑わしき症状はないし、レントゲン検査も受けたところ「大丈夫でしょう」との診断だったそうだ。ところが、夕方からさらに熱が上がり、「自費でPCR検査を受けに行くことにした」と連絡がきた。

 一応、私も研究者の端くれなので、「コロナ感染リスク」の知識は国内外の論文でチェックして蓄積しているけど、改めて、信頼できる医師たちに確認したところ、「発症2日前から感染させるリスクあり」「症状なしでも陽性になり、2~3日以内に症状が出る」ということで、「やはりそうなのか」と不安が増した。

 そこで、とりあえず発熱外来に電話して状況を伝えたところ、近所のコロナ対応ができる病院を紹介され、相談するようにと指示を受けた。で、電話を切るや否や即行で電話をかけたが、18時半をギリギリ過ぎてしまっていたので、どこもかしこも「明日、ご連絡ください」の音声が流れるばかりだった。

 翌日まで待とうかとも思ったが、仕事もあるし、関係する人に迷惑をかけることもできない。そこであれこれ調べたところ、近所に22時までPCR検査をやってくれる病院を発見! “猛ダッシュ”で電話し、人生初のPCR検査を受け、「結果は明日の午前中にメールで送ります。万が一、陽性の場合は、電話で連絡します」と言われた。

 で、翌朝。友人からは「陰性! 熱も下がった」と連絡がきたのに、私には待てど暮らせどメールがこない。「友人が陰性」と聞いても、SNSを見ると「陰性になった2日後に発熱し、陽性が確認された」との書き込みも見つかるので全く安心できない。

 結局、昼を過ぎてもメールがこないので、病院に電話したところ、なんと送信ミス! 「陰性」だったことが無事確認され、やっと、本当にやっとフツーに息をすることができ、平常心を取り戻せた。

 しかしながら、PCR検査にかかった費用は、3万3000円だ! べらぼうに高い! おまけに「送信ミス」って……、トホホ。

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