連載「河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学」の執筆者で健康社会学者の河合薫氏が、『消えゆくY染色体と男たちの運命:オトコの生物学』や『男の弱まり』など話題の書籍の著者である北海道大学大学院理学研究院教授の黒岩麻里氏をゲストに迎える対談「やがて男はいなくなる? 消えゆくY染色体とおじさん社会」を4月27日(火)15:00~16:00、ライブ配信します。

 黒岩氏の専門は生殖発生学。著書には、「Y染色体には男性が男性としてうまれ、男性として生きていくために必要な遺伝子情報が存在しています。そのY染色体が消えゆこうとしているのです」とあります。

 男女の性別を決める性染色体にはX型とY型とがあり、それが「XY」であれば男性、「XX」なら女性になる……と学校で習ったのではないでしょうか。そんな、男を男たらしめているY染色体が退化。やがて、「この世から男がいなくなってしまうかもしれない」というのですから驚きです。

 この対談では、

  • 「Y染色体が退化している」というが、なぜX染色体ではなく、Y染色体なのか?
  • XX=女性 XY=男性ではなく、実際にはXXYや、XXXYなど多様な配列があるという。では男性とは? 女性とは?
  • 雌ではなく雄が“子供を産む”生物はいるのか?
  • 動物も「男は仕事、女は家庭」といった役割分担が多いのか? 逆はあるのか?
  • 生物界や遺伝子進化の知見は、様々な社会課題の解決に生かせるのか?

 といった点について、河合氏と黒岩氏が議論します。

 本対談では、皆さまから事前に質問を受け付け、お二人に回答いただく時間を設ける予定です。ぜひ本記事のコメント欄に質問をお寄せください(当日、対談の視聴ページでも質問ができます)。

 皆さまのご参加をお待ちしております。

■開催概要
対談テーマ:「やがて男はいなくなる? 消えゆくY染色体とおじさん社会」
開催日時:2021年4月27日(火) 15:00~16:00(60分)
開催場所:日経ビジネス電子版
受講料:無料(日経ビジネス電子版の有料会員の方)

日経ビジネス電子版の有料会員でない方は、この機会に有料会員にお申し込みいただくと、本対談を無料で視聴いただけます(月額2500円、初月無料)。
>>日経ビジネス電子版の有料会員に申し込む

※対談の視聴ページは「こちら」です。開始時間(4月27日(火)15:00)の10分ほど前から、画面の動画再生ボタン(▶)をクリックできるようになります。開始10分以上前に視聴ページを開いた場合、もしくは開始時間になっても再生ボタンが現れない場合は、視聴ページを更新(リロード)し、表示される画面のマーク(▶)をクリックしてください。

■講師

河合薫(かわい・かおる)氏
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士
1988年、千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。2004年、東京大学大学院医学系研究科修士課程修了、2007年博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は700人を超える。長岡技術科学大学非常勤講師、東京大学講師、早稲田大学非常勤講師などを務める。医療・健康に関する様々な学会に所属。
黒岩麻里(くろいわ・あさと)氏
北海道大学大学院理学研究院教授
1973年、京都市生まれ。2002年名古屋大学大学院生命農学研究科にて博士号を取得後、日本学術振興会特別研究員を経て、2003年北海道大学先端科学技術共同研究センター講師に着任。2008年に准教授に昇任、2016年より現職。専門は生殖発生学。2011年染色体学会賞、2013年文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞。著書に『消えゆくY染色体と男たちの運命』、『男の弱まり』など。

この記事はシリーズ「河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。