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(写真=shutterstock)

 10連休は少しはお休みになれたでしょうか?
「そんなことできるの大企業の人たちだけでしょ」って? 確かに。

 連休中の国際線利用者が、前年同期比14.0%増の109万900人になり、4年連続で過去最高を更新という景気のいい報道があった一方で、時事通信の調査では4割が「10連休がうれしくない」と回答。サービス業や医療関係者、あるいは非正規雇用の人たちは休みが取れず、「全く休めない」とした人は、男性9.4%、女性は21%の高さだった。

 願わくば……休めた人もそうでなかった人も少しだけリフレッシュでき、気持ちだけでも前向きになれていればよいのだが……。

 いずれにせよ、引き続き社会の窓から「人の幸福感」を考えていきますので、よろしくお願いいたします!

 早速「令和」一発目となる今回は、「会社組織」を飛び出しあれこれ考えてみようと思う。テーマは「変化」。人間がもっとも嫌い、もっとも苦手とする「変化」である。

 東京・池袋で乗用車が暴走し、母親と3歳の女児が死亡した事故。ご遺族である夫の切ないまでに感情を抑えた会見を見て、「変化をいとう人間の性癖」を恨まずにはいられなかった。

 これからの数年間は、おそらく私たちが想像する以上にドラスチックな超・超高齢化という途方もない「変わり目」に遭遇することになる。その変化に私たちは備えることができているだろうか? 

 「この数日間何度も、この先、生きていく意味があるのかと自問自答しました」と語る夫が、苦悶(くもん)のどん底で会見を開いた意味を、夫がつづった言葉を、もっともっと「私たち」は真摯に受け止める必要があると切に感じている。

 そこでご遺族の記者会見の中から、私たちが「かみしめなければならない言葉」を紹介するので、みなさんもぜひ、考えてください(全文はいくつかのメディアが公開しているのでそちらをご覧ください)。