既に報道されているのでご存じの読者も多いと思うが、トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は2022年5月下旬~6月初旬に、両社にとって初の量産EV(電気自動車)である「bZ4X」と「ソルテラ」の合同試乗会を開催した。その企画内容が面白いのだが、東京・水道橋のトヨタ東京本社を出発し、富士スピードウェイを経てトヨタ本社のある豊田市を通って名古屋まで行き、そこから日本列島を横断して金沢を巡り、軽井沢を通って再び東京に戻ってくるという1周約1200kmの試乗コースを5つの区間に分け、各区間を10組のメディアやジャーナリストが試乗するという大規模なものだ。
このうち筆者は最も短い、軽井沢から長瀞を経て東京に戻るという約207kmの区間を試乗した。前半の軽井沢から長瀞までは一般道をソルテラのAWD(全輪駆動)仕様で、後半の長瀞から東京までは、一般道と関越自動車道をbZ4XのFWD(前輪駆動)仕様で、それぞれ走った。今回はその結果を報告する。
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